古民家鑑定書

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解体

木津川市加茂町でご縁あった古民家。明治初年に建てられたもので表から見た感じは良かったのですが・・・

 

 

裏へ回ってみるとかやぶき屋根を覆っているトタン上部が破れて建物全体が雨漏りしている状況でした。

 

 

 

 

トタン屋根の下から出ている下屋(げや)が全部崩れている状況です。

 

残念でしたが、再生するにはあまりに費用がかかるため、使える付属建物だけを残して利用することにし、あとは解体する事になりました。

 

 

 

 

 

 

それにしても餅は餅屋。解体業者の手際の良さには感心しました。一週間ほどで解体してしまいました。

 

トタン屋根の下から出てきたカヤ

 

 

今回のように何年も雨漏りを放置しておくと、立派な木材を使った古民家でも柱梁など躯体へのダメージが大きく修復するのが難しくなります。

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