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檜の大黒柱
2016.05.11
販売中の相楽郡和束町の古民家には約8寸ほどある檜の大黒柱が入っています。
檜材は乾燥性がよくて柔らかく、耐水性、耐久性に富み、強度が高く、主に柱や土台に使われます。光沢がある木肌の白さと独特の香りがあり、リラックスを促す成分(ヒノキチオール)が含まれており、これには防虫効果もあるといわれています。現在は杉と同じく多く植林されていますが、杉に比べると伐採出来るまでには長い年月がかかります。
また伐採してから200年ほどは徐々に強度が増していき、その後1000年ほどかけて徐々に弱くなっていくといわれています。実際に建築から1300年ほど経つ法隆寺の柱にも檜が多数使われています。
建築用材としては使う場所にもよりますが、世界最高レベルの木材だと思います。