ブログ
賃貸物件について
2015.07.11
たまに賃貸物件のご相談をいただくのですが、基本的に古民家で賃貸物件はほとんどありません。
賃貸物件が少ない理由として
田舎特有の村意識ようなもので、知らない人に家をあまり貸したくない。
リフォームの費用負担の問題。
等があり、特に二番目のリフォームの費用負担の問題はよくあります。
数年空家にしていた古民家は傷みが進んでフォームをしないと住めない状態であることがあります。古民家の所有者がリフォームをして貸される事は家賃が高くもらえないため、ほとんどありません。必然的に借主でリフォームをしてもらうことを条件で貸す、という話しになります。が、水回りのリフォームなどをしていくと数百万掛かる場合もあり、借主の方でもあまり高額のリフォーム費用を出すなら購入したほうが良いという事になります。
借主貸主のミスマッチというか、その様な理由から古民家の賃貸は不動産取引の市場として成り立っていないため、ますます物件もなくなっていきます。
そのままの状態で住めるような古民家はそもそも賃貸市場に出てこないので、よほど地元に精通した方か運の良い方でないと難しいかもしれません。