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田舎の売家事情

田舎の場合は家を売りたいという事になっても、都会のようにすぐに不動産業者にお願いして売られる方は今でもあまり多くはおられません。田舎の地域性によるかもしれませんが、私の地元の京都南部から奈良市東部にかけても大々的に売られる事はあまり無く、私の場合も売りたいというお話しを頂くのは地元の知人などからの紹介がほとんどです。

以前、地元には内緒にして売ってほしいという依頼があった事がありました。実家を処分する事は恥ずかしいという気持ちがあったり、お金に困って売るようでかっこ悪いなどの思いがあったようです。

資産としての不動産を処分してお金に変えるという感覚の方は田舎ではほとんどおられないので、田舎の古民家物件は数が少ないのかもしれません。

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