今朝は奈良市柳生町にお住いの客様のところへ寄ってから高山ダム湖沿いの道をぬけて南山城村へ。途中に通った高山大橋は1968年(昭和43年)の3月に完成した幅員5メートル延長197メートルの吊橋です。高山ダム建設による公共補償工事として架けられたものです。橋げたの赤色が遠くからでもはっきり目立ちます。
この高山大橋から昭和38年に閉山した南山城村最大の採石場跡が見えます。現在は高山ダム湖に半分ほど沈んでしまいましたが、採石場の上部は少し残っています。
この採石場の上部から採掘された長尺の延石は、南山城村にある潜没橋の大河原橋(通称恋路橋)や、隣の笠置町の有市橋にも使われています。