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耕作放棄地の再生
2017.09.11
奈良市の柳生地区で耕作放棄された農地の再生に取り組んでいます。元々田んぼだった農地ですが、10年ほど前から耕作せずに雑草も生え放題で地面が見えない状態でした。
土地の状態を把握するため、まずは草刈です。
5反以上の広さがあり、さすがに一人では太刀打ちできなくて応援を頼みました。
草刈りしてみて分かったのですが、思っていたほど段々になっているわけではなく、トラクターなどの農業機械の進入路もあって悪くない農地でした。
耕作放棄される理由は様々ですが、一番の理由は単純に耕作しにくい農地だという事です。耕作しやすい農地ならば近隣の農家がある程度は借りてでも耕作してくれます。トラクターなどの農業機械が入りにくかったり、陽当たりが悪いなど農地として使いにくいために放棄されているのが主な理由です。
各自治体は耕作放棄地を大規模農家に集約していこうとしていますが、大規模農家は生産効率を第一に考えるので効率の悪い農地を耕作することはありません。実際に田舎の現状をみると、農地の集約も進んでいないように思われます。
草刈りも一週間ほどかかりましたが
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なんとか完了です。