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物件調査
2016.08.12
今日は相楽郡南山城村へ物件調査に。お盆休みを利用して帰省中の所有者と一緒に現地確認へいってきました。建物周辺とは別に何カ所かに田畑を所有しておられるのですが、ここ何年も帰省されておらず、土地も荒れ放題になっているため現地がわかりにくい状態でした。
田畑の場合は隣地の所有者が耕作してくれていると、荒れ放題になっている田畑がその所有地だと現地はすぐに特定できます。しかし、耕作にあまり適さない田畑などで、周辺も耕作放棄している場合は現地を特定するのが困難になります。
所有者の方が若くして都会に出られ、ほとんど田舎に帰って来られない場合、相続した土地の所在が分からないケースもよくあります。
田舎は国土調査も終わっていない場所がほとんどですし、地籍図などの正確な土地の図面もないため、土地の境界はおろか所在さえ特定できないケースも珍しくありません。
そんな場合は地元の年配の方から教えてもらったり、隣地の所有者を順番に辿っていって確定していくのですが、ある程度の時間が必要になります。
今回も所在の特定には時間がかかりそうです。