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新旧並び建つ
2016.05.18
木津川市加茂町奥畑にある今は使われていない昭和の火の見櫓と、現在使われている防災無線塔です。
どちらも火事や地震などの災害時にいち早く情報を掴んで発信するためのものです。今は防災無線が細かく内容を伝えてくれますが、昔の半鐘では細かい内容までは伝わりませんでした。それでも火の見櫓にある半鐘の鳴らし方で、おおまかな火事の場所や災害の種類等はわかったそうです。
ちなみに、今までやってきた事が全て無駄になる事を「おじゃん」になると言いますが、火事が鎮火した時に鳴らす半鐘のジャンという音が語源になっているという説があるそうです。