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新しいご縁
2016.12.23
今日、年内最後の物件の引き渡しがありました。関東から来春引っ越して来られる予定で、区長さんや近隣への挨拶に同行してきました。
新しくご縁あったお客様、小学生のお子様がおられる現役世代です。近隣の方々も若い世代が来てくれることを大歓迎しておられました。
ニュータウンなどの新しく造られた地域だと、子育て世代など一定の年齢層が集中してしまい、将来的にその地域全体が急に高齢化してしまい、色々な弊害が出てくる恐れがあります。
実際に昭和40年代に大規模開発された大阪府の千里ニュータウンでは高齢者の比率が大阪府下の平均よりも高く、住宅や施設の老朽化も進み、都会にあっても地域の活力低下が問題になっていたりしています。
田舎はお年寄りから子供まで幅広い世代の人間で地域を構成しています。子供が少なくて高齢者が多いのは確かですが、新築分譲ニュータウンのようにお年寄りを見かけないなど、特定の年齢層が全くいない事はありません。
人口が減少し、消滅する地域も増えてくると言われていますが、よほどの僻地でない限り、田舎は幅広い世代がいることで世代交代が緩やかに進み、急に地域が消滅するような事はないように思います。