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山城町の竹林
2016.07.29
今日、木津川市山城町で物件調査していたのですが、きれいに手入れされた竹林があちこちにありました。竹は繁殖力が旺盛で、放っておくとすぐに竹が密集して広がっていきます。この状態にしておくのはかなりの手間暇が掛かっている事と思います。
木津川市山城町はタケノコの産地として有名です。京都府南部山城地方で採れる山城産タケノコはブランドとなっていますが、元々は現在の木津川市山城町で採れるものだけを山城産タケノコと言っていたそうです。
とくに棚倉のタケノコは昔から有名でしたが、 昭和31年に棚倉村、高麗村、上狛村の合併により山城町となり、この時から山城町産のタケノコとして出荷されるようになっていきました。
タケノコ農家の方に聞けば、良質な親竹を選定して本数を限定し、林の中に稲藁を敷いて土をかぶせ、柔らかい土を作ることで、白くて柔らかいタケノコを作ることができるそうです。
私も何度か春先に山城産タケノコをいただいたのですが、確かに白くて柔らかく、普通のタケノコとはひと味違います。