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稲架掛け(はさがけ)

今日は雨が降ったり止んだりで一日スッキリしない天気でしたが、朝一で奈良の宇陀市で雑用を済ませ、月ヶ瀬村で物件の調査をして、興ケ原町へ。

 

夕方に興ヶ原町で見たこの風景、最近は見ることが少なくなりましたが。

 

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稲架掛け(はさがけ)といって、刈り取った米を天日で自然乾燥する方法です。

 

はさがけ米は、稲の穂(お米が実っている部分)を逆さにしてじっくりと天日に晒します。じっくり時間をかけて乾燥させるので、稲全体の養分が米にあつまり熟成するそうす。太陽を燦々と浴びた天日干し米はおいしいのですが手間がかかるので、今はコンバインで刈取りから脱穀までいっきにして乾燥機で乾燥させる方法が主流です。

 

写真は布目川沿いのガードレールなのですが100メートル以上の長さで続いていました。

 

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