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定住促進奨励金制度

少子高齢化で人口が減少し、将来は消滅する自治体も出てくるのではないかと言われています。私の地元である京都府相楽郡南山城村でも高齢者の数が多く、2010年時点での65歳以上の高齢者比率が約35%と京都府内で伊根町、笠置町に次いで3番目です。

人口も2015年8月31日の時点で2,931人、去年から3,000人を下回っています。

 

そんな現状に南山城村も危機感を持ち、移住者など定住する意思を持って南山城村に転入し村内に住宅を取得、または住宅を賃貸した場合に奨励金を出してくれます。

 

住宅を購入した場合は基本額30万円、定住している人数1人につき5万円。

住宅を賃貸した場合は基本額15万円、定住している人数1人につき5万円です。

 

例えば夫婦と子供2人の4人家族が住宅を購入して定住する場合は50万円。賃貸でも35万円交付してもらえます。しかも申請時に申請者本人が40歳未満の場合10万円が加算されます。

 

5年以内に村外へ転出した場合は返金するなどの約束事はありますが、周辺の自治体の中では群を抜いて太っ腹な奨励金制度ではないかと思います。

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