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大仏鉄道跡

木津川市加茂町周辺には幻の鉄道と言われた大仏鉄道の名残が多数残っています。

 

大仏鉄道とは、明治時代の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道㈱」の加茂と奈良を最短距離で結んだ約10 キロの路線の愛称です。この路線は明治31 年に加茂駅から大仏駅(奈良市法蓮町)の区間が開業し、大仏駅は東大寺の大仏詣で多くの人々が利用していました。
翌年、奈良駅まで路線を延伸しましたが、明治40 年に加茂駅から木津駅を経て奈良駅へ至る平坦なルート(現在のJR関西本線)が開通すると、黒髪山など急坂の難所を抱えているこの路線は廃線になりました。
営業期間はわずか9年で、当時の資料がほとんど残っていないことから幻の大仏鉄道と呼ばれています。

 

今日、物件調査に行った近くにも橋台跡が残っていました。

 

28.5.15 (2)  28.5.15 (3)

 

手前の橋台が約100年以上前の大仏鉄道のもので、奥の橋台が現在の関西本線のものです。

 

28.5.15 (5)  28.5.15 (4)

 

線路跡は残っていませんが、橋脚や隧道などが元路線沿いに100年前そのままの姿で残っており、周囲の里山風景に溶け込んだ人気のハイキングコースとなっています。

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