古民家鑑定書

TOP > ブログ > 古民家の築年数

ブログ

古民家の築年数

古民家の正確な築年数は不明な場合が多く、登記簿謄本や役所の評価証明書を確認しても記載していないケースがほとんどです。元の所有者の方や近隣の方に聞き合せをし、曽祖父が建てたから100年ぐらいは経ってるんじゃないか、など大体の年数しかわかりません。

逆に古民家であったためにはっきりとわかる場合もあります。天井を解体して棟木などを見てみると、はっきりと墨書きされた文字が出てくるときがあります。そこには棟上げされた日、施主、建てた大工の名前などきっちり書いてあり、なかにはそれぞれの年齢まで書いてあるケースもあります。

木津川市加茂町にある古民家の棟木には、はっきりと棟上げされた日が墨書きされています。

ブログ一覧へ戻る