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二本杭

南山城村今山の集落を通りぬけ、旧大和街道を島ケ原に向かって進むと、京都と三重の府県境に二本杭があります。元禄年間(1688年〜1704年)に大河原村と伊賀国島ケ原村との間で国境論争が生じ、幕府検使の現地調査により国境が申し渡され、元禄12年(1699年)幕府の検使調査団の指示により、それぞれの杭を合わせて設置した歴史的価値の高いものです。

 

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今でもこの旧大和街道は歩いてはもちろん、普通車なら通ることができます。南山城村内は道幅が狭く一台ギリギリ通れるぐらいですが、島ケ原村へ入ると比較的道幅もあり、行政サービスの巡回バス(1BOXタイプ)が二本杭のある山菅地区〜島ケ原駅方面へ運行しています。

 

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