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サルノコシカケ

先日、お伺いした南山城村の古民家にあったサルノコシカケです。

これはサルノコシカケ科の中でもカワラタケと言われているもので、広葉樹の枯木などに多数重なり合って発生します。 傘の表面の色は濃青色、暗褐色、茶黒色だったりと様々で、形は半円形から扇形をしています。 傘の大きさは1~6cmぐらいだそうです。

昔からサルノコシカケは漢方薬などに利用されたり一部は食用として珍重されてきましたが、木材腐朽菌としての樹木の被害もあります。お寺や神社にある古木の風倒、風折れの原因の一つにサルノコシカケが関係している場合もあるといわれています。

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