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加茂町銭司(ぜず)
2016.06.28
木津川市加茂町銭司(ぜず)は古代の流通貨幣「和同開珎」が造られたと言われている場所です。
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和同開珎は710年から始る平城京の造営工事の労賃とすることを目的に、708年に造られたものです。奈良時代には鋳銭司(すぜんず)と呼ばれる官職が設けられ貨幣鋳造を担いました。銭司の地名はこの官名に由来するもので、この地で当時貨幣鋳造が行なわれていたことを伝えています。銭司の鋳銭遺跡からは和同開珎銀・銅銭十数枚が出土している他、銅を溶かす坩堝(るつぼ)や鞴(ふいご)などの破片も見つかっています。
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